「僕だけがいない街」の舞台に見覚えがあるという話
今回は2016年1月から始まった「僕だけがいない街」というアニメのお話。
原作はヤングエースに連載中(2016年1月現在)の三部けいの漫画が原作となっています。
主人公は29歳の青年。主人公は何か悪い出来事があるときにタイムスリップをしてやり直せる「リバイバル」という能力があります。「リバイバル」は偶発的に置き、コントロールできるものではないのですが、ある日主人公にとって最悪な出来事が起きた際に「リバイバル」が発動し、小学生から未来を変えるために人生をやり直すという言った内容の話です。どうぞ詳しくは原作を読むなりしていただければと思います。
さて小学生に戻った際の舞台の話。
主題の通りどこかで見覚えがあると思ったのですが、それが苫小牧(とまこまい)だったのです。
苫小牧とはどこか。Googleマップででも検索してもらえば場所はわかると思いますが、北海道の玄関口千歳空港のある千歳市の下部に位置する市になります。苫小牧は港の街というイメージで、また臨海部は石油精製や化学品、自動車産業など多種多様な工業地帯となっています。
アニメの映像で団地が描かれていましたが、特にその団地がなんとなく苫小牧のような気がしたのです。いわゆる地方都市というような街で車で走った際はその雰囲気がとても好きです。明るくて活気のある街というよりも少し陰りがあるような感じですが、それが雰囲気があって良い。
なんというかランドマークとして団地があるような街というのが好きで、つい寄り道をしてしまいます。
団地が印象的な街といって私が思いつくのは東京都の高島平だったりするのですが、やっぱりそこも魅力的で、団地と団地が織りなす生活空間というのは個人的にロマンを感じます。
とまぁそんな苫小牧の街が舞台になっていたということでこのアニメに見入ってしまったわけです。もちろんストーリーも非常に魅力的で、マンガ大賞では2位も撮った作品だそうですよ。
まだ放送中ですから、読者の皆様も見てみてはいかがでしょうか。